心の治療中

真の問題は何かを見つめるための覚書

不安な中で

この3日間ほど、小さな苛々と漠然とした不安が居座っていてすっきりしない気持ちです。

 

外側の原因を考えると、排卵日をすぎて月経に向かってPMS期、仕事で席替えが近くて緊張、ウイルスの影響で在宅勤務の可能性が出てきたこと、両親との関係性で考えさせられることが続いていること、などなど。

 

心の内面を見つめていくことが大事と考えていますが、時には外側から働きかける(身体がやわらかいときには心もやわらかく、身体が固いときには心もガチガチに固まります)ことも有効なので、今日はアロマオイルのマッサージを受けてきました。

 

心地よく感じた香りは、シャクナゲとプリムローズとカモミール

 

落ち着いてはいるのだけれど、奥底の忘れかけて沈んで固まっていたものがあったようで、緩んだことで久しぶりの頭痛と押込めていた不安が溢れ出てきた感じがしています。

 

昨日も今日も、この数週間収まっていた過食衝動が起こっています。

 

漠然としたこの不安や孤独というものを紛らわせるために何かと一体化したい、一体化すれば安心できるという錯覚です。

 

この数週間で、本当は食というものにさほど執着がなくてお腹をはちきれるまで満たしたいわけではないという感覚を取り戻しつつあり、衝動で食べたいと感じているチョコレートやラーメンやインスタント食品やスナック菓子を本当に食べたいの?と立ち止まって、口に入れず、食べてしまった後の心も身体も辛い不快感を味わうことなく済みました。

 

ちょっと進歩です。

 

怒りでも過食衝動でも、起こっている錯覚を見抜いていくこと(知覚を疑い、根柢の原因を見ること)、何度も何度も心の筋トレをして習慣にしていくこと、なのだと思います。

 

長年そばにいてくださった心の師匠も間近でそうした姿を見せてくださっていました。

 

セッションの中ではその陰なる苦労というのは決して出されませんが、カウンセラーにはなるものでなくどんな時でもカウンセラーであること、見えない水面下で果てしない努力をして豊かにしておかなければいけないよと言われたことを思い出します。

 

今こうして振り返ると、自分を責める意味ではなく、私は努力も覚悟も足りなかったと思います。

 

今、世界的なウイルスの影響で日々刻々と世界も取り巻く環境・状況も変化し、予測不能でコントロールできるものなど本当はないという事実が目に見える形で見えていて、きっとこれまで変えられなかったもの、大事だったり必要だと思い込んでいた信念や概念が崩壊し、手放すときが訪れている気がしています。

 

それは私自身の中にもおそらく同じように起こっています。

 

このような中で、私は改めて何よりも心の平安を選択したい、どんなものを見聞きしても自分の投影として認めて錯覚を取り消していきたいと強く強く願っています。